●法定後見制度の種類とは?
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前回では、成年後見制度について解説をしました。今回は、法定後見制度の種類について解説をしていきます。法定後見制度は主に3種類あります。
「後見」
「補佐」
「補助」
などの種類があります。対象となる人は「後見」の対象者が最も状態が重たい。というように分類されています。そして「保佐」「補助」の順に軽度に分類されています。このように法定後見制度は…
「対象者の状態」
に応じて対応できるように、細分化されています。このように、介護福祉士試験では法定後見制度を理解する必要があります。そして状態が重たい順に…
「後見」
「保佐」
「補助」
というように分類だれている。ということを理解しておきましょう。尚、後見制度の対象者としては判断能力が「欠けている人」が…
「対象」
となります。保佐の場合であれば、判断能力が「著しく不十分な者」が対象となっています。そして、最も軽度な状態が補助となっています。補助では判断能力が…
「不十分な者」
が対象となっています。法定後見制度の対象者についてまとめます。
「後見とは判断能力が「欠けている」常況の者」
※常にそのような状態
「保佐とは判断能力が著しく「不十分」な者」
「補助とは判断能力が「不十分」な者」
が対象者となっています。そして家庭裁判所に申し立てる事ができる人としては…
「本人」
「配偶者」
「4親等内の親族」
「検察官」
「市町村長」
などが家庭裁判所に申し立てを行なうことができます。介護福祉士試験でも問われる可能性があるために、確認をしておきましょう。それでは、内容をまとめます。
●まとめ
「後見とは判断能力が欠けている者」
※常にそのような状態である
「保佐とは判断能力が著しく不十分な者」
「補助とは判断能力が不十分な者」
申し立てができる人は…
- 本人
- 配偶者
- 4親等内の親族
- 検察官
- 市町村長など
出題される可能性があるために、確認をしておきましょう。次回は…
「後見人とは何か?」
について解説をしていきます。
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